変形性膝関節症について

変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が加齢や筋肉量の低下などによってすり減り、痛みが生じる疾患です。

軟骨がすり減った分だけ膝関節の骨と骨の隙間が狭くなり、骨のへりにトゲのような突起物ができたり、骨が変形したりします。

変形性膝関節症の原因

変形性膝関節症は、原因がわからない一次性と、原因がわかっている二次性に分けられます。

原因がわかっている二次性のものは、加齢・筋肉の衰え・肥満・Ｏ脚やＸ脚・膝関節の損傷などが挙げられます。

変形性膝関節症は時間をかけて進行し、徐々に症状が重くなっていくのが特徴です。

初期は起床後に膝の強張りを感じたり、重くて動かしにくいなどの症状があらわれます。少し症状が進むと階段の上り下りや方向転換したときなどに痛みを感じますが、しばらく時間が経つと自然と痛みも治まります。

中期になると、膝の痛みは消えにくくなり、階段の上り下りなどの日常動作が辛くなります。関節内部の炎症も進むため、膝が腫れて熱感も生じてきます。

末期になると軟骨はほとんどなくなり、骨同士がぶつかる状態です。痛みが悪化し、普通に歩いたり座ったりするのも困難になってしまいます。

変形性膝関節症は症状の進行状態によって施術方針が変わります。当院ではまずお身体の状態をしっかり確認し、お一人おひとりに合わせた施術プランを立て、症状を改善していきます。

膝の痛みでお悩みの方はお気軽にSakura在宅治療院にご相談ください。