頸椎捻挫後遺症について

頸椎捻挫は、強い衝撃により頭が揺さぶられることで首（頸椎）に負担がかかり、痛みや不調が出る疾患で、一般的に2～3ヶ月で回復するケースが多いです。

治療しているのにも関わらず現状よりも回復が見込めない場合や、半年以上の治療を継続しても改善が見られない場合、頸椎捻挫後遺症と診断されます。

頸椎捻挫の分類

頸椎捻挫には5つの型に分類されます。

・頸椎捻挫型：頸椎の筋肉や靱帯を損傷している場合

・神経根症状型：脊髄から出ている神経の根元が損傷している場合

・脊髄症状型：頸椎の中を走っている脊髄や、そこから伸びている神経が損傷している場合

・バレー・リュウ症候群型：自律神経が損傷している場合

・脳脊髄液減少症：脳脊髄液（髄液）がクモ膜下腔から漏れている場合

頸椎捻挫の約70％を占める頸椎捻挫型の場合、頭痛・首や肩の痛み・首の運動制限などの症状を伴います。他にも耳鳴り・吐き気・めまい・倦怠感など、自律神経失調症のような症状があらわれることも多いです。

頸椎捻挫の原因が事故と証明できれば、適切な後遺障害等級の獲得や慰謝料増額が期待できます。しかし、外傷がない頸椎捻挫は第三者から理解しにくいものであるため、後遺障害等級は簡単に認められないという問題もあるのが実情です。

頸椎捻挫は患者様によって症状や痛みの具合が異なり、治る速度も個人差があります。当院では患者様に合わせた施術を行い、長引く後遺症を少しでも早く改善できるようサポートいたします。

頸椎捻挫後遺症でお悩みの方は、ぜひSakura在宅治療院にご相談ください。